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ディスコと俺

今日はHARD ROCKSのリハーサルの日です。今回のHARD ROCKSは今までとは一味も二味も違う。誰もが一度は聴いたことがある生沢さんチョイスの真のディスコ時代のラインナップでお送りするノリノリ企画なのである。
 事の初めは半年ほど前かな?いつも通り六本木ハードロックカフェでズドーン!!とライブをやった後ハードロックカフェ内のモニターに映るアースウィンドウアンドファイアーなどのプロモを見ながら「こんなのやったらオモロイやろな・・ディスコバンド・・笑」と生沢さんが言った時があった。多分あれが始まりだと思う。ここまでの企画段階の話はよく有る。例えば普段はやらないがパンクバンドでSEX PISTOLSをやってみようか・・という話に成ればそれは演奏する事は出来る。しかし出来ないジャンルが有るそれがディスコバンドとレゲェバンドだ。コーラス部隊が要る、ホーンセクションも要る、それと各パートべらぼうに難易度が高い。今まで何度か「ホーン入れてさ!コーラスの女の子入れてさ、派手な衣装でさスライとかアースとかやったら面白いよね!!」という話をした経験がある。しかし一度も実現出来た事は無い。メンバーが集まらないのである。
しかし今回は集まった!!メンバー総勢11名!!リハーサルの日程を決めるのもスタジオへの行き方を説明するのも同窓会並!!曲決めや駐車場の有無まで含め電話電話の幾日・・。絶対楽しいパーティーにします。お楽しみに。
 思えば「ディスコ」とは??ジョントラボルタ主演の「サタデーナイトフィーバー」の時代俺は小学校1、2、3年生だったと思う。ウチの長兄は中学生で有名な白いスーツで人差し指を誇らしげにかかげたあのポーズのポスターを押し入れの襖に貼っていたのを覚えている。レコード屋さんにはアバの「ダンシングクィーン」がかかっていた。思えばスーパーバンド達もブームに乗っていた。ローリングストーンズは当時「ミスユー」をツェッペリンは「トランプルドアンダーフット」をキッスは「ラビンユーベイビー」をクィーンは「地獄に道ずれ」等の曲を発表した。テレビでは「♪僕の先生はフィーバー♪」と流れていた。西城秀樹は「ヤングマン」で日本中を熱狂させていた。松田優作扮するドラマ「探偵物語」の工藤ちゃんもやたらディスコに行っていた。等身大の思い出としてはこんなところかな。
少し年上のお兄さまお姉さま達に話を聞くと懐かしそうにその頃の話をしてくれる。なんだかノホホン・・とディスコの話をしてくれる。みんな楽しかったのだろう。今のクラブように危険な香りのしない誰でも気軽に参加し踊れる文化だったと今回の曲達に触れながらつくづく思いました。どうもディスコには細かい格好付けな美学は無いらしい。「踊りと出会いとハッピー」がルールのようだ。僕等のような当時を知らない世代の方は当時を想像しながら、当時を楽しんだ方は懐かしんで・・パーッとフィーバーに触れてみるのがいいでしょう。衣装も今日打ち合わせるんだけど実現出来たら大笑い・・。

 ハバフィーバー庄