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2005年10月28日

メガトンクラブ

皆さん秋も深まってまいりましたがお元気でしょうか?俺はセッション、レコーディング、ライブ、イベント、先生、ラジオ・・と幸せな毎日を噛み締めています。以前からの大満月の制作も日進月歩を繰り返し来年のリリースに向けてスタジオソウルに夜な夜な通う日々です。

10月はライブが多く中でも8日9日のクラシックロックジャムとハードロックスディスコナイトの時はどちらも物凄くしびれました。
クラッシックロックジャムではシンディーローパーの『Girls just wanna have a fun』やジョンレノンの『New York City』など大好きなロックンロールにもしびれましたが、この日は中でもシャケさんユカイさん大橋さん角田さん力石さんと力を合わせたイーグルスの『HOTEL CALIFORNIA』にはずっと忘れないくらいしびれた・・。やはり名曲!!それと恐ろしく間の効いたテンポに一人も一時も気の抜けないアレンジ・・。物凄くテンションの効いた6分強を味わえ以前LED ZIPPOLINで『天国への階段』や『KASHIMIR』をやった時に匹敵するドーパミン量でした。終わった後はメンバーの皆さんに思わず握手に走りました。来年も楽しみです。

ハードロックスも負けないくらいしびれた。やった事の無いディスコミュージック・・。ロッドスチュアートの『I’m Sexy』や『That’s the way』や『青き影』や沢山のフィーバーorムーディーソング達。こちらは俺は便宜上バンマスを買って出ていて初めてやるホーンセクションやコーラス隊といつものメンバー達の間を奔走激走しました。結果はみんな一丸と成れてメッチャクッチャ楽しかったです。
中でもクライマックスに用意していたスティービーワンダーの『迷信』とドゥービィーブラザース『LONG TRAIN RUNNING』では生沢さんが村上“ポンタ”秀一さんのバンドで知り合ったセネガルのパーカション奏者ママドゥをゲストに迎えアフリカンパーカッション[ジャンベ]でより一層白熱のステージになりました。黒瀬君とのソロの掛け合いも息を呑むものがあり、国境を越え「ママドゥーかっちょいい!!黒瀬もイカス!!」と胸が熱くなりました。(因みにママドゥは俺、大島、カズと同い年だった)生沢さんには沢山の経験を積まして貰っていますがずっと先になっても「ありゃー楽しかった!」と笑える濃厚極まりないライブに成りました。この8日9日に携わったメンバーはクラシックロックジャムのアンコールセッションまで入れたら40人位になるのでは・・。演奏した曲数も大した数に成ります。しびれたが燃える経験が出来ました。来てくれた皆さん心よりありがとう。来れなかった皆さんまたやるから楽しみに。

さてそんなライブ屋の俺に次なるセッションの誘いが舞い込みました。今回は熱い!!そのイベントはHEAVY METALの殿堂<目黒鹿鳴館>でのモノで発起人は竹内光雄さんです。もう何年も前になるのですが以前はよく誘ってもらっていた。まだ曲も決まっていませんがアチアチのHEAVY METALに成る事間違い無いでしょう・・。久しくMETAL BEATは刻んでいませんが非常に楽しみです。ディオ!モトリー!ツゥイステッド シスターズ!ラット!サバス!オジィー!ジューダス!メイデン!クアイエット ライオット!ドッケン!うわー・・スゲー楽しみ。以下竹内さんからのメッセージをどうぞ!!

メタル庄

イベントタイトル: メガトンクラブ復刻版 MEGATON CLUB ~AGAIN~』
開催日程: 11月19日(土)
会場:目黒鹿鳴館 ℡03-3494-1801
開場時間: 18時
 開演時間: 18時30分~21時(終了予定)
前売り券: \5,000
  当日券 : \5,500
購入方法: 会場の目黒鹿鳴館にて電話予約もしくは店頭販売、竹内光雄のHP上にてネット予約&口座振込み
内容:ハードロックンロール(へヴィーロック)、へヴィーメタルシーン不毛の時代に奴らが立ち上がった!
80年代90年代の世界を股に掛けたジャパニーズへヴィーロックシーンの先駆者達が、次世代に託せずにいた魂をエクスプロージョンさせる…あのイベントが5年振りに帰ってくる!カバー曲中心だが、メガトンクラブでしか観れない参加メンバーのバリエーション、アレンジと、その味は必見物。目一杯ご堪能あれ!
出演者
~オリジナルメンバー~
ヴォーカル:竹内光雄(元DTR,ファンクロケッツ,ホットロッドクルー,大衆酒場)、白田一秀(元プレゼンス,グランドスラム)、藤本泰司(元DTR,デッドポップスターズ)
~今回参加メンバー~
ヴォーカル:坂本英三(アンセム,アニメタル,練馬マッチョマン,大衆酒場)、山田信夫(元メイクアップ,P.A.F)、竹内佳雄(tabas.Co)
ベース:渡辺敦子(元プリンセス プリンセス)、満園庄太郎(元B’zのサポートメンバー)、田中丸善威(クラウドナイン)、佐柳‘KAZU’和博(大衆酒場)
ドラムス:ロジャー高橋(元X-RAY,DTR,ファンクロケッツ,ポメグラネイト)、村上宏之(元ブリザード,SLIMΨSLAM)、星山哲也(KELLY SIMONZ'S BLIND FAITH,Dtのサポートメンバー)、藤野俊二(坂本英三バンド,大衆酒場)

2005年10月02日

ディスコと俺

今日はHARD ROCKSのリハーサルの日です。今回のHARD ROCKSは今までとは一味も二味も違う。誰もが一度は聴いたことがある生沢さんチョイスの真のディスコ時代のラインナップでお送りするノリノリ企画なのである。
 事の初めは半年ほど前かな?いつも通り六本木ハードロックカフェでズドーン!!とライブをやった後ハードロックカフェ内のモニターに映るアースウィンドウアンドファイアーなどのプロモを見ながら「こんなのやったらオモロイやろな・・ディスコバンド・・笑」と生沢さんが言った時があった。多分あれが始まりだと思う。ここまでの企画段階の話はよく有る。例えば普段はやらないがパンクバンドでSEX PISTOLSをやってみようか・・という話に成ればそれは演奏する事は出来る。しかし出来ないジャンルが有るそれがディスコバンドとレゲェバンドだ。コーラス部隊が要る、ホーンセクションも要る、それと各パートべらぼうに難易度が高い。今まで何度か「ホーン入れてさ!コーラスの女の子入れてさ、派手な衣装でさスライとかアースとかやったら面白いよね!!」という話をした経験がある。しかし一度も実現出来た事は無い。メンバーが集まらないのである。
しかし今回は集まった!!メンバー総勢11名!!リハーサルの日程を決めるのもスタジオへの行き方を説明するのも同窓会並!!曲決めや駐車場の有無まで含め電話電話の幾日・・。絶対楽しいパーティーにします。お楽しみに。
 思えば「ディスコ」とは??ジョントラボルタ主演の「サタデーナイトフィーバー」の時代俺は小学校1、2、3年生だったと思う。ウチの長兄は中学生で有名な白いスーツで人差し指を誇らしげにかかげたあのポーズのポスターを押し入れの襖に貼っていたのを覚えている。レコード屋さんにはアバの「ダンシングクィーン」がかかっていた。思えばスーパーバンド達もブームに乗っていた。ローリングストーンズは当時「ミスユー」をツェッペリンは「トランプルドアンダーフット」をキッスは「ラビンユーベイビー」をクィーンは「地獄に道ずれ」等の曲を発表した。テレビでは「♪僕の先生はフィーバー♪」と流れていた。西城秀樹は「ヤングマン」で日本中を熱狂させていた。松田優作扮するドラマ「探偵物語」の工藤ちゃんもやたらディスコに行っていた。等身大の思い出としてはこんなところかな。
少し年上のお兄さまお姉さま達に話を聞くと懐かしそうにその頃の話をしてくれる。なんだかノホホン・・とディスコの話をしてくれる。みんな楽しかったのだろう。今のクラブように危険な香りのしない誰でも気軽に参加し踊れる文化だったと今回の曲達に触れながらつくづく思いました。どうもディスコには細かい格好付けな美学は無いらしい。「踊りと出会いとハッピー」がルールのようだ。僕等のような当時を知らない世代の方は当時を想像しながら、当時を楽しんだ方は懐かしんで・・パーッとフィーバーに触れてみるのがいいでしょう。衣装も今日打ち合わせるんだけど実現出来たら大笑い・・。

 ハバフィーバー庄