« 激演!!エナロック!! | メイン | ロックの世代 »

外道ライブを終えて

もう一週間が過ぎたが岐阜県中津川のエナロックは最高だった。加納さんからも「外道の野外ライヴは最高だから!!」と聞いていたが確かにそうだった。

エナロックの一日はとても良い天気だった。地元のバンドから始まり田村直美さん、桑名晴子さん、ICHIROさんに鮫島さんにロジャーさんのザ・サンズにアースシェイカーの皆さん達が会場を盛り上げる中、時間は刻々と過ぎて行った。そして日が暮れてきて大きな月が登ってきた頃に外道の出番が来た。
一曲目の「龍神」は加納さんから「本当に龍が降りてくるから!!」と言われた曲で、外道のライブの日にライブ中だけ急に大雨がやんだり、雲が流れている中で一つだけ逆方向に流れる雲(龍)があったり・・と不思議な事が実際にあったらしく、オレは月の空を見ながら「龍神来るかな」と思いぶっとく弾いた。
確かに山には急に霞がかかり、ムードはムッチャクチャいい感じになりライブは進んだ。 外道の曲は直情的な物が多い。ウッドストックのサンタナの「ソウルサクリファイス」を思わせるようなプリミティブな快感がある。その上に加納さんの轟音ギターが鳴り響く。エキサイト3やワイルドフラッグでもあるオレの好きな展開で外道にも沢山あった。
「乞食のパーティー」と言う曲は歌詞が放送コードに引っ掛かるらしく電波では聴けないが、日本のロックが誇るべき最高の歌詞である。かの清志郎さんも愛してカバーしていた曲で今回も恵那の月の下で「イカすな~!」と思い弾いていた。

ライブを終えて加納さんにお礼を言い「外道の曲は凄い。絶対にもっと沢山やるべきバンドですね。」と言ったら加納さんは笑っていた。
次の日の帰りはまた加納さんとローディーと三人で車で帰った。昨日の話をしながらマッタリと飛ばしているとおもむろに「そうだ!面白い映画があるから!」と言って現在、準新作くらいになっている「ハングオーバー」と言うコメディー映画をかけてくれた。それがまたバカおかしい映画で大笑いしながら帰ってきた。楽しい3日間だった。

加納さんとファンキーさんとはまた八王子のXYZ⇒Aでやると思います。皆さん凄いのをやるのでおたのしみに。
今回、野外の外道ライブをやれて最高だった。日本のロック黎明期を感じれた貴重な夜だった。
エナロックの素晴らしい関係者の皆さん本当にありがとう。

エナ庄